光をめざして

旦那さんのこと、旦那さんへの思い、子どもたちのこと

情けない私

ついつい子供たちの前で、

パパがいなくて寂しいねって

口に出してしまう


習い事で、今日はパパがお迎えに来る

お友達が多かった


パパが迎えに来た子はとっても嬉しそう


ママも、何で来るのよ

なんて言いながらも嬉しそう



私もつい3ヶ月前まではそうだった




そんな姿を見て、微笑ましそうに顔では笑っていたけど、本当は羨ましかった


でも誰でも良いわけじゃない

人の旦那様が羨ましいわけでもない


ただ、ついこの前まであった

当たり前だと思っていた存在が

突然いなくなる


何の前触れも予告もなく


当たり前にあった日常がなくなる


そんなことが突然起きて

まだまだ受け入れることができるわけない


少しずつ、少しずつだけど前よりは

前を向いて歩きたい!歩こう!

って思えるようになっただけ


哀しみは全く癒えることはない




私以外の絶対的存在


子供のことや他のこと、

何でも分かち合うことができる

唯一の絶対的味方だから



そんな存在はなかなかいない


もう二度と出会えないよね




別にこれから先に、またそんな存在が

ほしいわけではない


私にはパパしかいないって分かっているから



でも堪らなく淋しい



そんなことをついつい

子供たちの前で口に出してしまう


ダメだね


子供たちもパパに会いたくなっちゃうし


何より不安にさせちゃうね



情けないなって本当に嫌になっちゃうけど


子供たちのほうが何倍も大人で

子供たちの大きさに守られているね



「ママ、パパいなくて淋しくて泣いてもいいよ。◯◯が可愛いハンカチでふいてあげるからね」


下の子に言われて、自分の小ささに

情けなくなっちゃうけど



いつか子供たちにとって、

大きな存在になりたい


ママがいたから大丈夫だったよ!

って。


そんな存在になれる時が来れば良いな。

気持ち

あの日から3ヶ月が過ぎて、

少しずつ気持ちの変化はある



色んな相続関係手続きにめどがついて

だんだんと生活が落ち着いてきたけど、

気持ちが落ち着いてきたぶん

現実を思い知らされたりもする


泣かずに過ごせるようにもなってきたけど

ふとした瞬間に寂しさと不安が押し寄せて

泣いてしまう時もある




それでもここまでやってこれて、

これからも前を向いて

頑張りたいって思えるのは、

やっぱり子供たちの存在だ


パパとママの大事な宝物


それだけを守るために、大きくするために

この先も哀しみに負けることなく

前を向いていく


それともう一つ頑張れるのは


パパが今までにくれた愛情が

確かにここにあるから


出会って10年

子供たちにとっては

もっと短い時間だったけど


この短い時間にパパはパパの持っている

全部の愛を、私達にくれたね


口で言うより、背中で教えてくれる

タイプのパパだから

もっと背中を見ていたかった

子供たちに見せてほしくて、悔やんだけど


それは違うね


もう十分に見せてくれてたよね


子供たちもちゃんと分かっているよ


早すぎる人生

駆け足で過ぎていっちゃったけど


でもその短い時間の中で

パパのやりたかったこと、やらなきゃ

いけなかったこと

やってあげたかったこと


全部できたよね


そりゃあ もっともっと

上げればきりがないけど


今、その時できることを全部見せてくれたね


ありがとう


だから私達は大丈夫なんだよ


ちゃんとパパに守られていて、愛してもらった自信があるから


誰よりも素敵なパパだって


これからもずっと誇って生きていける


ありがとう、パパ!




週末はお墓参りに行って、

お義父さんお義母さんと皆で

温泉に入っきた



頑張っていればきっといいことがあるよ


そんな話をしてきたよ。


パパ、頑張るからまた会おうね

会いたいよ

今日も一日疲れた。


今日は子供のこと

難しいなぁ


そんな時はやっぱりパパの存在を求める


子供にフォローしてあげてほしいけど

それだけじゃない


私の話を聞いて

慰めてほしい



最愛の伴侶


一番近くにあったのに

一番遠くにいってしまった


もう二度と手に入らない


もう二度とあの優しさに

触れることはできない


よくやってるね、ありがとう。


褒めてほしいな



あの優しい言い方で

名前を呼んで

頑張っているよ、いつもありがとうって。



誰でもよいわけじゃない


パパしかいないんだよ


恋しいって、こういうことを言うんだね




パパは天国で何を想ってますか?


私はいつもあなたを想っています。


もう一度会いたいよ。