光をめざして

旦那さんのこと、旦那さんへの思い、子どもたちのこと

生きること

下の子が、急性胃腸炎にかかり、

続いて私、そして上の子に、、、


三人まとめて同時にかかった時は

久しぶりに地獄を感じた



下の子がなった時には確実に私も移るって思ったから、気持ち悪くなってすぐ病院へ行き、点滴して薬をもらい


それでもやっぱり辛くて、、、ゆっくり寝たいのにそんなことはもちろんできず、

その夜に上の子が続いて気持ち悪いって💦


自分もまだ気持ち悪い中、二人の嘔吐を洗面器で交互にキャッチ


一晩で何回キャッチしたかな


下の子は下痢もだったから、一晩で四、五回はオムツ替えをして、ほとんど眠れず


久しぶりに長い長い夜だった



点滴を打ちながら、気持ち悪くて、辛すぎて


らくになりたい、パパのところに行けたらいいのにって…


でも、行けるわけがない


パパが先に行ってしまったから、私は行くことができない!子供たちはどうするの?

パパだけズルいよ… 生きるってやっぱり辛いよ…


たかが胃腸炎だけど、その時は本当に辛くて

先に行ってしまったパパを恨みました



胃腸炎でこんなになってしまうなんて


もし、病気をしてしまったら

どうなってしまうのだろう…


想像しただけで怖い



辛くて辛くてらくになりたい

でも子供たちがいる

死ぬわけにはいかない



世の中にはそんな状況にいる人もいるかもしれない



生きることは本当に修行なのかもしれない


そんな風に思った数日間でした



それでも元気になると、食べれることの幸せ、動けることの幸せを感じることができた



体と心は繋がっていて

体調を崩すと、やっぱり心が弱くなる



どうせ生きているなら

元気に健康で、

楽しみがいっぱいあったほうが良いね




話は変わって…


今期見ているドラマで一番好きなドラマ。

常磐貴子さん主演の『グッドワイフ』


毎回、見ていると心にグッとくるセリフがあり、色々と考えさせられる

なんとなく前向きに頑張ろうって力をもらえる気がして好きなドラマだ



その中でも一番グッときたのが、

第一話

娘さんをスーパーで誘拐されて、でもそれは母親の自作自演であり母親が娘を殺した犯人だと疑われ、母親は自殺をしてしまう。父親が名誉毀損で裁判を起こすも、なかなか上手くいかず、奥さんのことも信じられなくなり、この先どうすれば良いか分からなくなった時に、弁護士である常磐貴子が言った言葉。

「カーテンを開けて、日常を大切にするんです」


それでらくになれるのか?


「いいえ、でも強くなれます。」



本当にそうだなって心に響きました。



らくにはなれない

でも強くなれる。


色々あって経験したからこそ出る言葉なのかな…



やっぱり、今ある日常を大切にしていきたい


そうしたらきっと、強くなっている

強く

ブログ、書いては消して…


書きたいことたくさん、思うことたくさんあるのに、上手く文章にすることができず

モヤモヤが残る。



日々生きていれば、色々ある


少し前向きに、笑うようになってきたなと思えば、またどうしようもなく悲しみが襲ってきて、何もかもが私の敵で、私の気持ちなんて誰も分かってくれず、この世の中で私が一番不幸だと思い、何をやっても上手くいかず負のループに入りこんでしまう。


パパが亡くなる前だって、そんなことはあった


それでも、パパに話すことで、心が落ち着き、どんな状況でも聞いてくれて、認めてくれて、誰よりも味方でいてくれた。


そんな人がいてくれたこと

もういないこと

これから先ずっといないだろうこと



どんなに気持ちが落ちようと

もう自分で這い上がるしかない



どうにか、なんとか気持ちを切り替えて

この負のループから抜け出さないといけない


そうしないと崩れてしまうから




私が、自分自身が崩れてしまうことはダメだ





前を向くのが早いような気がして心配になる…そんな風に言われたりした


心配してくれての気持ちだと分かる




でも私が悲しみにのめり込まれてしまったら

私自身が崩れてしまう

そしてそんな私の姿を見て、子どもたちがおかしくなってしまうから



それだけはダメだ



私のためにも、子どもたちのためにも。



亡くなったパパのためにも。




パパがいてくれたら



分かっているのに…

まだまだそんな風に考えてしまうけど




なんとか気持ちを切り替えないといけない



例え心はずっと悲しく苦しくても

笑って過ごしていきたい


笑って過ごしていたら、もう乗り越えたって思われるかもしれない


決してそんなことはなくても、

こんな気持ちは経験したものにしか分からないから。


それでも、笑って過ごすことでこれからの日々や子供たち、自分が救われるなら


笑って過ごしていきたい



明日は今日より良い日にしていきたい

帰り道

自転車に乗って、薄暗い夕暮れの中

家路を急ぐよ


いつもこの時間は、あなたを思う


皆それぞれ、どこかへ帰っていく


何をするにも

どこへ行くにも


いつもあなたを思い出し、あなたに重ねて




やっぱり寂しいな



どこかにいてくれたらいいのに



決して二度と会えなくても



どこかで笑っていてくれたら


それだけでもう何も望まないから



この世界にあなたがいないこと

あなただけがいなくなってしまったことが



寂しくてたまらないよ




帰り道、いつもそんなことを思いながら

溢れそうな涙をマフラーで隠して



今日も家路を急ぐよ



空から見ててくれてる?


それとも近くにいてくれてるかな?