光をめざして

旦那さんのこと、旦那さんへの思い、子どもたちのこと

月命日

旦那さんが亡くなって5ヶ月が経った。


まだ5ヶ月…


5ヶ月前の今日の記憶はない


病院から朝帰ってきて、子供たちに会い、

説明をして…

どんなふうに説明をしたのかさえ

思い出せない。


まだ信じられなくて、何がなんだか

でも絶望だったことだけは覚えている。


葬儀までの何日間かは記憶がないが、

よく過ごしていたなと思う。


もう息はしていなくて

冷たくなった、動かない姿だけど、

それでも近くにいたこと、

家にいてくれたことが、悲しみの中でも

救いだった

まだ側にいる。ここにいてくれる。


それから葬儀までは本当に地獄だった


お葬式なんてしたくない

誰にも会いたくない、何にもしたくないのに


残酷なまでに、やらなければならないことは

たくさん


何でこんな事を…


まだ信じられない、受け入れられない中で


それでもなんとか、旦那さんのためだって

今ここでちゃんとしてあげないと

旦那さんがかわいそうだ

これが最後の私にできること、

妻としての勤めなんだって…

妻として、旦那さんに恥をかかせないよう

なんとか気持ちを奮い立たせてやった




今まで生きてきた中で、

人生で一番辛かった


思い出すだけでも地獄だ



それから月日がたち、今はまた日常が戻ってきている


あの時に比べれば、随分マシだ。



これから更に月日がたち、年月が過ぎれば

もっとマシになるのかな

それとも、何年も何十年も側にいてくれない現実に、悲しみは増えていくのかな


今の私には分からない



それでも、悲しみを抱えながらも

前を向いていたい


旦那さんに会えるその日まで


少しでも誇れる自分になっていたい