帰り道
自転車に乗って、薄暗い夕暮れの中
家路を急ぐよ
いつもこの時間は、あなたを思う
皆それぞれ、どこかへ帰っていく
何をするにも
どこへ行くにも
いつもあなたを思い出し、あなたに重ねて
やっぱり寂しいな
どこかにいてくれたらいいのに
決して二度と会えなくても
どこかで笑っていてくれたら
それだけでもう何も望まないから
この世界にあなたがいないこと
あなただけがいなくなってしまったことが
寂しくてたまらないよ
帰り道、いつもそんなことを思いながら
溢れそうな涙をマフラーで隠して
今日も家路を急ぐよ
空から見ててくれてる?
それとも近くにいてくれてるかな?
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