光をめざして

旦那さんのこと、旦那さんへの思い、子どもたちのこと

お家

久しぶりにあった知り合い?

子供のお友達ママに、大丈夫?って聞かれた


すごく優しくて、気遣いができる人だから

そう聞かれて素直に嬉しかった


皆、声かけたいけど何て掛けたら良いか

分からないだろうから

特にその事には触れずに

でも気まずそうな感じは私には分かるし


そんな人も多い中で

大丈夫?って聞いてもらえると

私自身は少しホッとしたりするほうだ



でもその人と話しているうちに

これからのことは今から決めるの?

って聞かれ、


私は今は仕事してないからその事かなって


今はまだ働いてないけど

もちろん考えてはいるから

そんなことを応えたら


実家には帰るの?

だって両家の親御さんは遠いよね


え?帰らないよ。

だってパパが建ててくれたお家があるから

初めから私にはそんな選択肢はないよ


確かに思い出が詰まった我が家


でもここを離れるなんて考えられない


家を建てて、たったの一年しか一緒に

住めなかったけど


パパが私の思いを形にしてくれた家




パパは最後にリビングのソファーに倒れた


あの日を思い出すと、とても切ないけど


会社でもなく、

仕事終わって家に帰る前に寄った馴染みのお店でもなく、

帰りの車でもなく、


この家で倒れたから



本当は家じゃなくて

会社だったり、お店で倒れてたら

皆たくさんいて、助かったんじゃないかって

後悔や悔いが残るけど


きっと家に帰りたくて

最後に家を選んでくれたんだって思ってる


そんな家を私は離れるつもりなんて

全くない





私だったらどうしたかな?って思って…

実家に帰るかなぁって 言われた


ほっといてよ



自分の価値観を人に押し付けないで


実際にそういう状況になってないのに

想像だけで話をしてこないで


あなたが思っているより

ずっと私は…




仕方がないことは分かっているけど


やっぱり周りはそうやって

自分に置き換えて、想像して

勝手なことを言っているんだな

そしてうちじゃなくて良かったなって


それもしょうがない

きっと私だってそうだと思う



初めて誰も知らない

場所に行きたいって思った



もちろんこの家を離れるつもりはないから



意地かもしれないけど、

私はここで子供たちと頑張る



パパが私達のために建ててくれた大切な家



改めて決意できたかもしれない。